「…負けたのだな、我は」


しみじみと、思う
しかし、敗北したというのに、この感覚は何なのか
――とても、清々しい気分だ




「…あの日からか、我がそれを見失っていたのは…―」




あの日―自身がアレにとり憑かれた時から

「…或いは、既にあの時に我の敗北は決まっていたのやも知れんな」




諦める事をしなかった、あの少年に
それを信じた、その仲間達に




END


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