「ティアに、話したいことがあるんだ」



いきなり訪ねて来て、ルークはティアに言う
何事かと、連れられるままについていく
すぐにタタル渓谷へと着いて、首を傾げた

「…何? 話って」

ティアは尋ねる


「…―ずっと言おうと思ってたことなんだ。ずっとずっと」


口を開いたルークは、真剣な眼差しで

「ルーク…?」

さらに首を傾げて、ティアはルークを見つめていた
眼差しが、揺らぐことのない光を灯している






「俺、ティアが好きだ」






「……!」

予想はしていた
しかし、こんなに急にくるとは思ってもいなくて
聞いた言葉に確信が持てず、思考が停まる




「…だから、これからもずっと二人で居られるように、俺と結婚してください」




ティアの瞳をまっすぐに見つめているルークに、戸惑いを覚えてしまって
けれど、断る理由もないし、むしろ嬉しい申し出だった


「……はい」


まだ、見えない明日だけど、知り得ない未来だけど
あなたとなら、と思えるから

「…私でよければ」







共に歩みたい










あなたと










END
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