1:記憶
2:願い
3:写真
4:居場所
5:人魚姫
6:双子
7:崩れ落ちそうな夢
8:声
9:手紙
10:硝子
11:風の吹く場所
12:同じ空の下
「…もう、一年経ったんだね」
突然、ジュードが呟く。 隣で兄の残していったオルゴールを眺めていたユウリィは、ジュードの呟きに一瞬何の事だか解らず首を傾げた。 しかし、少し考えると、それが仲間との別れのことを示しているのだと気付く。 「…そう、ですね」 少なからず寂しさを感じて、返事が弱くなって。それに気付いたのか、ジュードが私の方を向いて苦笑する。
「まだ、見つかってないんだろうね」
顔見せてくれないんだから、と少し"大人"に近付いた表情を歪めた。 私はそれに何て言葉を返せば良いのか少し迷って。 「…大丈夫です」 切り出した言葉は、少し震えていた。 そのことをジュードが気付いたのかはわからない。 けれど、私の言葉に目を丸くしてこちらを見てきているから、気付いているかも知れないけれど。
「…きっとまた、いつか逢える日が来ます。今はまだその時ではないかも知れないけど…―どこか、同じ空の下で同じように想ってくれています」
言うと、ジュードは目をますます見開いて。 しばらくして、何かが吹っ切れたように笑い始めて。 私は少しムッとしたけれど、ジュードが笑ったことに安堵した。 「…そう、だといいな」 そう、呟いたジュードの表情は、とても穏やかだった
* * *
ED後、一年経過頃。 手紙が届いてからだと、半年くらいでしょうか。 逢えなくて少し寂しいジュード君。 成長してるはずなのに、まだまだお子様っぽいようです。うちのジュード君は。 逢えると信じてても、不安になるんですよね。
そんな心情を描きたかった
13:仮面
14:愛しい人
15:錆びた時計
16:止まり樹
17:止まらない涙
18:傍ら
19:見えない世界
20:確かな絆
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