「…まだ、夢を見てるみたい」





隣でミーティアが呟くのを聞いて、エイトも肯定の意で頷いた
彼女が今、自分の隣にいることですら夢だと思うほど信じ難いことなのに、その彼女と先日エイトは結婚して…
本当に夢なのではないか、そう思って頬を軽くつねってみる
しかしやはり痛みを感じて頬が緩んだ

「…どうしたの? エイト」

はにかむように笑っていたエイトに、不思議に思って顔を覘いてくる

「…あ、いえ…僕もまだ夢を見てるみたいに思えて…」

エイトが素直に答えてみせると、ミーティアは一度きょとんと目を丸くしてすぐに笑った
エイトもつられるように笑うと、こつんとミーティアはエイトの方へもたれかかる
心地よい重みに、エイトは目を柔らかく細めた
本当に信じられないと思う反面、エイトはとても嬉しさを覚えている
肩に寄りかかるミーティアに少なからず愛しさも感じていて、とても幸せだと思う






「…でも、ミーティアは幸せです」






まるで、自分の考えを反映したかのような答えに、少し驚く
目を見開いて、すぐさまミーティアを見ると、彼女は微笑んでいて


「…僕も、幸せです」


自分も、つられて笑った











END






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