++世界観++

どんな夢の中にも"夢魔"はいる。"夢魔"はいつも私達の中に居た。
いい夢も、悪い夢も、全てその"夢魔"が見せるもの。
しかし、中には夢を喰らう"夢魔"もいる。
朝、目覚めたときに夢の記憶がないのは、このせいだとされていた。
夢は良いものにせよ、悪いものにせよ、記憶があれば眠っていないときにでさえ影響が出かねない。
"夢魔"の働きは、どちらにせよこの均衡を保つ者として、役割を果たしていた。



しかし、ある時を境にしてその均衡は崩された。



"夢魔"は人の夢を喰らい、時には人を夢の奥底へ引きずり込むようになっっていった…―







   **設定**

 柴 圭都 … この物語の主人公。親を夢魔に殺された過去を持つ。

 クレイ  … ティルと呼ばれる夢を操作する能力を持つものの一人。柴のパートナーで、柴の良き理解者でもある。

 柳沢 真悟 … Dreamers第一メンバーのリーダー。

 エン … 柳沢のパートナー。ティル最初の存在者。

 夢魔 … 夢に棲み、夢を見せ、夢を喰らう者達。何種か類がある。

 ティル … 夢魔が具現化された者の総称。Dreamer一人に対して一人居る。

 マザー … ティルや夢魔の絶対的存在。

 D.L.O. … Dream Lost Othersの略。夢魔によって自我を失った人の総称。








































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